平成24年2月 図書トピック 1年読書会他

  ☆ 1年生 読書会LHR 実施 ☆

 1月25日7限LHRで、星新一の「おーい でてこい」(講談社・青い鳥文庫)を題材として1年生が読書会を実施した。本文の結末が出ていないものを各自で読んだ後、「話し合いのポイント」に従ってグループで話し合い、発表した。その後、結末部分を読み、各自が感想を記入した。「話し合いのポイント」は下記のとおり。

 ①自分なら穴に何を投げ込むか。理由づけもする。

 ②グループとしての考えは?

 ③この話の結末はどうなるか。

 活発に意見を出し合い、結末についてグループ討議ができた。投げ入れるものについては「不要なもの」「ゴミ」「犯罪者」など、結末は「投げ入れたものが出てくる」「爆発する」「平和になって穴がふさがる」などの意見が出たが、多くの生徒がラストは「戻る」「悪いことが起こる」などと予想していた。発表も発表者の個性がみられるよい発表になっていた。

みんなそれぞれの考え方・発想があることに興味を持ち、討議にも熱が入り、活発な意見交換が行われ、ゴミ処理・環境問題についても考えることができていた。

 『読書会』を初めてしたという生徒もいたが、同じテキストを読み、感想などを共有できる貴重な時間になったようである。また作者にも興味を抱き、他の本を読んでみたいという感想もあり、次の読書へのステップにもつながったと思われる。


 

*H23年度図書貸出状況(報告)*

平成23年4月~平成24年1月末日までの図書の貸出状況をまとめてみました。

クラス別貸出冊数
 1-1  554冊     3-1  114冊
 1-2  202冊     3-2  135冊
 1-3  186冊     3-3   74冊
 2-1   78冊     3-4  291冊
 2-2   26冊     専Ⅰ    91冊
 2-3   32冊     専Ⅱ    13冊
 2-4  116冊

人気図書ベスト5
1位 『謎解きはディナーのあとで1・2』  東川 篤哉
2位 『阪急電車』               有川 浩
3位 『下町ロケット』              池井戸 潤
4位 『完盗オンサイト』             玖村 まゆみ
    『マスカレード・ホテル』         東野 圭吾
5位 『KAGEROU』              齋藤 智裕
    『放課後はミステリーとともに』     東川 篤哉
    『困ってるひと』              大野 更紗

○ 人気作家ベスト5
 1位 東川 篤哉  『謎解きはディナーのあとで』がベストセラーに。ドラマ化もされ、一気に知名度が上がり、それまでに出していた“烏賊川市シリーズ”も予約待ち状態です。
 2位 東野 圭吾  ドラマ・映画化された人気作品が多く、極上のミステリーが味わえます。『容疑者Xの献身』は今年の“エドガー賞”候補にノミネートされています。
 3位 有川 浩  ミリオンヒットとなった『阪急電車』をはじめ、『県庁おもてなし課』も大人気。読みやすく、ラブコメといえば有川さんです。
 4位 湊 かなえ  衝撃作『告白』はもちろん、『贖罪』などもよく貸し出されています。
 5位 山田 悠介  独特な世界を作り出す作品が生徒から支持を受けています。


 2011年 多読者表彰  
2011年 多読者表彰(pdf) BOOKカバー講習会(pdf)

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