☆ 1年生 読書会LHR 実施 ☆
1月25日7限LHRで、星新一の「おーい でてこい」(講談社・青い鳥文庫)を題材として1年生が読書会を実施した。本文の結末が出ていないものを各自で読んだ後、「話し合いのポイント」に従ってグループで話し合い、発表した。その後、結末部分を読み、各自が感想を記入した。「話し合いのポイント」は下記のとおり。
①自分なら穴に何を投げ込むか。理由づけもする。
②グループとしての考えは?
③この話の結末はどうなるか。
活発に意見を出し合い、結末についてグループ討議ができた。投げ入れるものについては「不要なもの」「ゴミ」「犯罪者」など、結末は「投げ入れたものが出てくる」「爆発する」「平和になって穴がふさがる」などの意見が出たが、多くの生徒がラストは「戻る」「悪いことが起こる」などと予想していた。発表も発表者の個性がみられるよい発表になっていた。
みんなそれぞれの考え方・発想があることに興味を持ち、討議にも熱が入り、活発な意見交換が行われ、ゴミ処理・環境問題についても考えることができていた。
『読書会』を初めてしたという生徒もいたが、同じテキストを読み、感想などを共有できる貴重な時間になったようである。また作者にも興味を抱き、他の本を読んでみたいという感想もあり、次の読書へのステップにもつながったと思われる。
*H23年度図書貸出状況(報告)*
平成23年4月~平成24年1月末日までの図書の貸出状況をまとめてみました。
○クラス別貸出冊数
1-1 554冊 3-1 114冊
1-2 202冊 3-2 135冊
1-3 186冊 3-3 74冊
2-1 78冊 3-4 291冊
2-2 26冊 専Ⅰ 91冊
2-3 32冊 専Ⅱ 13冊
2-4 116冊
○ 人気図書ベスト5
1位 『謎解きはディナーのあとで1・2』 東川 篤哉
2位 『阪急電車』 有川 浩
3位 『下町ロケット』 池井戸 潤
4位 『完盗オンサイト』 玖村 まゆみ
『マスカレード・ホテル』 東野 圭吾
5位 『KAGEROU』 齋藤 智裕
『放課後はミステリーとともに』 東川 篤哉
『困ってるひと』 大野 更紗
○ 人気作家ベスト5
1位 東川 篤哉 『謎解きはディナーのあとで』がベストセラーに。ドラマ化もされ、一気に知名度が上がり、それまでに出していた“烏賊川市シリーズ”も予約待ち状態です。
2位 東野 圭吾 ドラマ・映画化された人気作品が多く、極上のミステリーが味わえます。『容疑者Xの献身』は今年の“エドガー賞”候補にノミネートされています。
3位 有川 浩 ミリオンヒットとなった『阪急電車』をはじめ、『県庁おもてなし課』も大人気。読みやすく、ラブコメといえば有川さんです。
4位 湊 かなえ 衝撃作『告白』はもちろん、『贖罪』などもよく貸し出されています。
5位 山田 悠介 独特な世界を作り出す作品が生徒から支持を受けています。
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2011年 多読者表彰(pdf) | BOOKカバー講習会(pdf) |
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