集まれ!科学への挑戦者 発表会 (非常食用グリーンカーテン)

岡山大学にて行われた「集まれ!科学への挑戦者」に参加しました。

この会は日々の研究の成果を発表する会です。発表したのはTR(総合的な学習の時間)で化学について研究をしているグループです。

このグループの研究は「非常食用グリーンカーテン設置に向けて、チョークの粉を再利用」です。

簡単に説明しますと・・・

真庭市は山や川に恵まれている一方、夏には土砂災害や河川の氾濫といった自然災害の危険性があります。非常食に生の野菜がないことに気づき、冷却効果と生の野菜が取れる一石二鳥なグリーンカーテンをつくってみてはどうだろうか、という経緯でこの研究に取り組みました。しかし、簡単には育ちませんでした。そこで、毎回記録していた土壌pHに注目し、土壌pHの改質をする必要があるのではと考えました。土壌pHの改質には石灰が必要です。石灰の中でも炭酸カルシウムを主成分とするものがあります。学校に使われているチョークも主成分は炭酸カルシウムだということを思い出し、廃棄されるチョークを再利用しようと思いました。 研究成果は下のパワポを参考にしてください。

非常食用グリーンカーテン2

緊張しましたが、研究の意義、熱意を伝えることができました。

○DSC02144

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○DSCF2393

 この研究の目的は防災への備えに対する啓発活動です。

発表には中学生や他の高校生も来ていたので、この研究・非常食用グリーンカーテンを伝えることができました。
今後も研究を続けていきたいと思います。