図書室から 9月のトピックス

★ 9月のトピックス ★

白梅祭を終えて

図書副委員長

 図書委員会では「真庭市(郡)内の中学校・高校の校歌」調べと古本市をしました。校歌調査では、分担して各校に行き、説明文を作成して展示しました。何を質問するかを決めるだけでも時間がかかったり、作詞者・作曲者をインターネットで調べてもなかなか情報が得られなかったりして準備が大変でしたが、パネルに貼り付けた時や会場に来た生徒の皆さんが中学校の校歌を歌っているのを聞いた時には、「やってよかった」と思い、同時に図書委員の団結を感じました。古本市の方も、実際に読んだり購入してくれたりした人が多くて、来年も続けてしたいと思いました。

(展示会場に調査のまとめとして掲示したものをのせておきます)

「真庭市(郡)内の中学校・高校の校歌を調べて」

 真庭高校の校歌が制定されました。校歌は、作詞者の思いだけではなく、その学校を象徴する“詞”として先輩から後輩へ引き継がれていくべきもの、先生たちから生徒へのメッセージが含まれているものだと思います。

 今回、真庭市(郡)の中学校・高校を訪問し、それぞれの校歌について聞きました。また、可能な範囲で作詞者・作曲者について調べました。

 「校歌の詞には、学校発足当時の先輩方の、学校を発展させようという熱い思いが込め られている」

「校歌には郷里の自然が読まれている。生徒たちは郷里の人々や自然に守られ愛されて いる存在。そのことを自覚し、周囲の人々や自然を愛せる人間に成長してほしい」

 「学校は今ここにあってこその学校。この地に学校ができたときの地元の人々の喜びを 感じ取って、作詞者は詞にしてくれたのではないか。地元地域に学校は必要。学校の伝 統を継承発展させてほしい。」

 各校の先生方の言葉からは、郷土を、生徒を、学校を、そして校歌を愛してやまない熱い思いが感じられました。真庭高校の校歌もまた、皆に愛される存在になってほしいと心から願っています。

図書委員会一同

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