こち防「バス研修」の様子

平成24年7月26日(木)

本日、落合・真庭高校(落合校地)の生徒29名と久世・真庭高校(久世校地)の生徒22名が、真庭地域における防災対策の現状を把握するために、バス研修に行きました。

(1)十字屋グループ訪問

地震などの被害を最小限に抑えるには、自助(じじょ)・共助(きょうじょ)・公助(こうじょ)それぞれが役割を果たしていくことが大切であるということを学びました。

十字屋グループでは、自社でできる「自助」の取り組みを精一杯されていました。

「自助」、「共助」、「公助」とはどのようなことでしょう?
  ①「自助」とは、自分の身を自分の努力によって守ること。
  ②「共助」とは、身近な人たちがお互いに助け合うこと。
  ③「公助」とは、国や県などの行政機関による救助・援助のこと。
 このうち、「公助」のみの災害対策には限界があり、平成7年の阪神・淡路大震災や東日本大震災の教訓から「自助」「共助」が極めて重要なことを実感しました。

 

 

 

 

 

 

(2)講演会 地域ぐるみの支援について(北房文化センター)

 地域福祉という言葉をキーワードに、地域とともに高齢者を支えるためには、普段からどのようなことに取り組めば良いのかなど、さまざまな意見交換をしました。

講演をしていただいた、上水田ふれあい助け合い隊の活動を知り、私たち高校生も地域に根付く活動をしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

(3)講演会 「東日本大震災ボランティアについて」

講師の的野先生(公設国際貢献大学校)は、3.11の震災の翌日から20回以上にわたって支援をされており、被災地の実際のニーズや支援についてはなしてくださいました。

特に「被災地には直接モノを送らず、ハブ機能を果たすところが必要」「支援物資は余るほど無ければ行き届かない。余った物資は次の災害に備える」「梱包は被災地に届ける前に、一度荷ほどきして必ず中身をきれいにする」など、普段聞けない支援の実態を聞くことができました。